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2005年 09月 07日
フォント=書体について気になったことはありませんか?
街で見かける看板や、本の表紙。 ありとあらゆるものに文字がのり、様々な書体によって内容が表現されています。 なにげなく見ている書体にもひとつひとつに作者がいます! ひとつの書体をつくるまでに、 フォント職人の、どれだけの苦労と技が注ぎ込まれていることか! そこにプロジェクトXもびっくりの、人間ドラマが込められているのです。 『タイポグラフィの読み方』 小泉均 著 出版社: 美術出版社 ; ISBN: 4568502152 ; (2000/09) 日本タイポグラフィの第一人者小泉氏が 海外、日本のタイポについて熱く語る。 DTPが普及した今、簡単に文字を選べる状況だからこそ、 その文字の産まれた背景を理解して使う事が大事な気がします。 ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットが混在する日本語。 この言葉をヨーロッパのように、タイプライターで使用できるようにするまでの 明治時代の先駆者の姿に、田口トモロヲのナレーションが聞こえてきます! 縦組文字文化を横組にした功績は、青函トンネルを貫通させた程の衝撃。 男達の苦悩に胸をうたれる事間違いなしです。 『Helvetica: Homage to a Typeface』 Lars Muller (著) 「Helverica」ヘルベチカという書体は スイスを表す「Helveria」ヘルベチアを名前の由来に持ちます。 衛生中立国のスイス。街の看板だけでも、普通に3カ国語だったりします。 そこで異なる言語が並んでも違和感のないアルファベットをつくろう! ということで、作られた書体がヘルベチカ。 同じ目的でつくられた「Univers」ユニバースは、 一人の人によって作られ、使い勝手もよく上記の目的に近いながら、 世界中に配付され、商業的に成功して広まったヘルベチカの方が、 国際化し街で多く見かけられるのは、少し皮肉な気もします。 この本はヨーロッパ、アジア、日本で、デザインされたヘルベチカと、 街中で見かけるノンデザインのヘルベチカの写真を集めた写真集。 ページのすみに、小さな文字なので気付くかどうかという隠し文章があります。 世界各国のデザイナーのヘルベチカに関する言葉がひっそりと。 その中にはヘルベチカがきらいで絶対に使わなかったという人の言葉もちらほら。 そんなところがこの本を作ったラーズ・ミュラ−のユーモアなのでしょうね! ラーズ・ミュラ−氏の出版社では魅力的な本が沢山あります。 現在ワタリウム美術館で開催されている展覧会の中で ミュラ−氏の制作の秘密を覗き見る展示が行われています。 御興味ある方はぜひ! 「テンポラリー・イミグレーション展 Temporary Immigration -つかの間の日常に-」 現在ワタリウム美術館で行われている Temporary Immigration 展 スイスを拠点に活動を行っている、ラーズ・ミュラー/ベアート・ゾデラー/シルビア・ベッヒュリの3人のアーティストが、短期間日本に滞在し東京の住人となった日常目線から作品を制作し展示しています。 会期 2005年7月2日(土)−10月23(日) 開館時間 11:00〜19:00 *毎週水曜日は21:00まで延長 休館日 月曜日 *7月18日(祝)、9月19日(祝)、10月10日(祝)は開館 入館料 入場料 大人1,000円 学生800円(25歳以下) (期間中、何度も使えるパスポート制チケット) http://www.watarium.co.jp/exhibition2.html#top
by moveartmanagement
| 2005-09-07 18:25
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