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2008年 10月 24日
世界では寿司の人気がすごいですよね。
例えば、パリには300件くらいのすし屋があるといわれているし、NYではオリジナル寿司とサンバを組み合わせた高級レストラン「sushi samba」が大人気です。ただ、寿司ネタにはどんなものがあるかまでは、結構知られていません。 海外では「寿司セット」とかいいながら、実はマグロと鮭が五巻ずつ、なんてことも多いです。それに意外と寿司の食べ方やマナーは知られていないよう。寿司に直接ドボドボと醤油をかけたり、寿司ネタとご飯を別々に食べたりする光景もまま見かけます。というわけで、この度「英語解説付き 寿司ガイドブック」が池田書店から発売されました。52種類の寿司ネタやその特徴を英語と日本語両方で解説した本です。ありそうで、なかったですよね。巻末のフレーズ集には「お好みでお願いします」なんていう表現の英語版ものっている実用書。ちなみに“ I’ll have chef’s choice” だそうです。 ![]() ムーブアートマネージメントは、そのブックのアートディレクションを担当しました。 ![]() 「この本はもう写真がすごいんです」 と弊社・小熊は語ります。 寿司本の中でもかなりクオリティの高い写真と自負しています!写真は今回「寿司本」ではじめてご一緒させていただきました上飯坂真さんです。寿司ネタの新鮮さ、美しいテカリ、しずる感を最大限に表現するために、お寿司を黒いアクリル板の上にのっけて撮影することに。実際の撮影は、九段下にある寿司屋、「寿司政」さんの二階お座敷で行われました。「寿司政」さんは文久元年からある老舗のお店。寿司職人の方が握って、それをすぐにアクリル板に乗っけて撮影します。時間がたってお寿司が乾いてしまっては意味がないので、職人の方の連携プレーがものをいいます。また黒いアクリル板は常に、チリもホコリもない、まさにピカピカの状態に保っておかなければなりません。光が映りこまないようにライティングにも気を使って撮影しました。 ![]() 表紙や中面も、黒と白を使った、びしりと締りのあるデザインとなりました。用紙は写真再現の高いコート系用紙を使用。表紙も地の黒をきりっと締める為、ツヤPPをかけています(汚れ、破れを防ぎ、強度を持たせる為、印刷した用紙にビニールコーティングすること)。通常池田書店さんでは、ツヤPPは書店店頭で手にしていただいた時指紋がついてしまう為、返本のつながるということで、マットPP、またはニス引きのみ可能でツヤPPは使用不可だったのでした。ですが今回撮影した写真はこの“ツヤ”こそ命というべきもの。編集サイドでツヤPP使用を社内に通す為、表紙だけで「ツヤPP」「マットPP」「ツヤニス」「マットニス」の四種類の仕様での色校正を出し、その上でこの本の意図を最大限に活かすには「ツヤPP」しかありません!と説得していただいたのです。いい本をつくる為には担当者の方、デザイナー、カメラマン、チーム皆のこの「熱」が必要なんですよね。寿司本の中では相当クオリティの高い写真表現になったかと自負しています。 ![]() 寿司ネタだけではなく、寿司に合うお吸い物や季節の野菜の紹介、テーブルマナーや寿司の歴史もわかるという豪華な内容のポケットサイズ。ぜひ、寿司が大人気のアメリカやフランスに旅立っていってくれたら嬉しいな、なんて思う一冊です。 AD 小熊千佳子 PH 上飯坂真 by moveartmanagement | 2008-10-24 17:26 | マネージメント日誌
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